ボラード病
- 2014/08/25
- 07:53

「ボラード病」 吉村萬壱 文芸春秋。 まずはこれを書いた著者の勇気に感心した。よく書いたよなあ。 物語は、小学五年生の女の子の母一人、子一人の生活が綴られる形で始まる。 この女の子の母親はどこか変である。食事には缶詰やカップ麺など健康に悪そうなものしか出さないし、 隣の家が塀に穴をあけて覗いていると言ったり、どうもおかしい。 しかしおかしいのは母親だけでなく、学校生活も異様さが漂う。 そうこうす...
和ガラス
- 2014/08/16
- 11:01

陶芸家ではあるけれど他の工芸の分野もいろいろ参考になることがある。2006年のガラスの展覧会の図録を入手した。和ガラスのとても良く出来た図録である。MIHO MUSEUMは他にも面白い展覧会を行っていて、レベルが高い。...