面白かった本2015
- 2015/12/05
- 20:25
いよいよ師走なので、今年読んだ本で記憶に残ったものを挙げてみる。
◯「工場」小山田 浩子
ブログにも書いたが、これは記憶に残っている。不条理な感じがとても良い。
◯「日々 蚤の市」森田直
青山にある、骨董商「古民芸 もりた」のご主人が選んだものの写真集。
さすがに、品物の選択がすばらしい。気取っていないが、とても面白い
ものであふれている。
◯「機龍警察」シリーズ 月村 了衛
最新作の未亡旅団まで読んだが、世界観の構築度合いがすばらしい。
二足歩行兵器を導入した警察を巡る近未来小説である。
著者の馬力に感心する。
◯「太陽の簒奪者」野尻 抱介
ずいぶん昔(1999?)のSFだが、これは面白い。年をとったせいかSFはあまり
受け付けなくなってきているが、これは大丈夫だった。
◯「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」渡邉格
今年はマルクス経済学にかかわる本をいろいろ読んだが、これが一番面白かった。
発酵に関するマニアックな話と、マルクス経済学が絡むという異色な本。
◯「ペテロの葬列」宮部みゆき
これにはうなりました。宮部みゆきは「魔術はささやく」からずっと読んできたが、ほんとに凄い人だ。
◯「機巧のイヴ」乾 緑郎
人と見まごう機巧人形が登場する空想時代小説。
虚実のバランスが良く出来ている。
◯「満願」米澤 穂信
とにかくうまい。
ミステリーの短編集なのだが、どれも本当に良く考えられている。
◯「はじまりのコップ」木村衣有子
佐藤玲朗さんというガラス作家へのインタビューというか、語り書き。
これについてはまた別途詳しく書きたい。
また来年も面白い本と出会えますように。
◯「工場」小山田 浩子
ブログにも書いたが、これは記憶に残っている。不条理な感じがとても良い。
◯「日々 蚤の市」森田直
青山にある、骨董商「古民芸 もりた」のご主人が選んだものの写真集。
さすがに、品物の選択がすばらしい。気取っていないが、とても面白い
ものであふれている。
◯「機龍警察」シリーズ 月村 了衛
最新作の未亡旅団まで読んだが、世界観の構築度合いがすばらしい。
二足歩行兵器を導入した警察を巡る近未来小説である。
著者の馬力に感心する。
◯「太陽の簒奪者」野尻 抱介
ずいぶん昔(1999?)のSFだが、これは面白い。年をとったせいかSFはあまり
受け付けなくなってきているが、これは大丈夫だった。
◯「田舎のパン屋が見つけた腐る経済」渡邉格
今年はマルクス経済学にかかわる本をいろいろ読んだが、これが一番面白かった。
発酵に関するマニアックな話と、マルクス経済学が絡むという異色な本。
◯「ペテロの葬列」宮部みゆき
これにはうなりました。宮部みゆきは「魔術はささやく」からずっと読んできたが、ほんとに凄い人だ。
◯「機巧のイヴ」乾 緑郎
人と見まごう機巧人形が登場する空想時代小説。
虚実のバランスが良く出来ている。
◯「満願」米澤 穂信
とにかくうまい。
ミステリーの短編集なのだが、どれも本当に良く考えられている。
◯「はじまりのコップ」木村衣有子
佐藤玲朗さんというガラス作家へのインタビューというか、語り書き。
これについてはまた別途詳しく書きたい。
また来年も面白い本と出会えますように。
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